土地を購入すれば名義変更をすることになりますが、どのような手順で行うのかが気になるところです。過去に経験のある人なら問題はないでしょうが、初めての人は不安を感じる要素にもなります。事前に頭に入れておけば不安なく土地の購入を決断することができます。手順の詳細は所有権を取得する原因によって変わりますが、不動産会社が関与している売買の場合における手順について説明します。
不動産会社が関わっている場合は、売主との間に不動産会社が仲介として介在することが通常です。不動産会社が所有している物件を購入する場合もありますが、名義変更の手続きにおいては大きく違うところはありません。不動産会社が関与している場合は、土地の名義変更は代金の決済と同時に行われるのが一般的です。買主は代金を支払うという責任を果たす一方で、目的の所有権を取得することになります。
それを登記上に反映させる行為が名義変更手続きです。代金と引き換えに手続きに必要になる書類が売主から交付されて、それに間違いがない事を確認して決済が終了するという流れになります。ですから、現場で書類の内容を確認するための知識が必要になるので、通常司法書士と呼ばれる専門家が立ち会って確認することになります。その司法書士が必要書類の確認後の名義変更手続きに関しても責任を持って行います。
依頼は申請をすることで利益を受ける買主がするのが一般的ですが、知り合いがいない場合などは不動産会社に任せることも可能です。